2017/04/09

5/14 石の語りべ@あんのん館(西宮市)

須田郡司・石の語りべ 
『聖なる石を訪ねて』 
奇岩怪石が広がる王都跡 ハンビ/インド
アボリジニの聖地の石 カールカール/オーストラリア 

なぜ古代より人は石に惹かれるのだろう。
私たちは、石に何を感じてきたのだろうか?
古代中国では、「石は気の核なり」と考えられてきた。
「気」とは、自然界に存在する全ての物質の最も基本的な構成単位で、エネルギーの元。
「気」とは、「天地の間を満たし、生命の原動力となる勢い」「場を包み、場に漂うもの」 。
石という鉱物の中に「気」という目に見えないエネルギーを感じるその感覚は、東洋においてはごく当たり前のように思える。

 須田郡司は言う、石は巡れば巡るほど、ある種の意志を持って存在していると思えてくる。 聖地を巡る石の旅は、彼に何を見させ、何を感じさせたのだろうか。
STONE CALENDAR (須田郡司)より
須田郡司公式HP http://www.sudagunji.com/ 

日時:2017年5月 14日(日)18:00 ~ 20:00 (開場17:45)

須田郡司・石の語りべ(スライド&トーク)
講演会「聖なる石を訪ねて」

会場:あんのん館(西宮市田中町49 )℡:0798-36-0100
申し込み受付:あんのん館

参加費:2,000円  定員20名
 アクセス:阪神西宮駅 南側 徒歩3分、西宮えびす郵便局横

問い合せ:ナチュラル アートハウス(℡090-3712-3462 前田)

主催:あんのん館、ナチュラルアートハウス

石の語りべ@大阪藝術学舎(京都造形芸術大学)5/13,5/14


神倉神社のゴトビキ岩(和歌山県新宮市)

講座「石の聖地」
開講地・会場 ※ 大阪サテライトキャンパス
開講日 2017/05/13(土)、2017/05/14(日)
基本時間割
※ 5/13(土)11:00~ 17:00、5/14(日)9:30~ 16:10
形態 講義 受講料 15,000円 (講座料:15,000円 、諸費用:0円)
定員 40名
申し込みは、下記からお願いします。
https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/stgg/coursedtls/courseDetail/G1712102;jsessionid=1B9D033133ED2B9E60143FDD7BA5457
申込締切日 2017/05/02(火)
※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。



講座概要
石の聖地の役割、違いや共通性、地域性を学ぶ
聖地を訪ねる人が増えています。これは一時のブームではありません。古来、日本人は聖なる場所を大切に信仰心を委ねてきました。石の聖地は、日本各地、世界各地に様々な状態で点在しています。本講座では、20年以上に渡りフィールドワークで訪ねてきた石の聖地を豊富な映像資料をご覧頂きながら、石の聖地が持つ多面的な特性を見て行きます。日本と世界の違いや共通性、地域性などを比較しながら石の聖地の魅力を学びます。

「石の聖地〜日本と世界の石の聖地」
5/13(土) 11:00〜17:00 大阪サテライトキャンパス
石とは何か?なぜ石に魅せられ、石の聖地を巡るようになったのかを紹介し、石を愛した先人達の声に耳を傾けます。日本石巡礼(2003~ 2006)の軌跡で出会った石の聖地や様々な石の物語の事例を具体的に学んでゆきます。

11:00-12:20 石に呼ばれて~聖地を歩けば石にあたる

13:20-14:40 石を愛した巨人たち

14:50-16:10 日本石巡礼~石の上にも三年計画

 16:20-17:00 石の物語

〔担当講師: 須田 郡司 〕


5/14(日) 09:30〜16:10 大阪サテライトキャンパス
 古来、人間は石を通して異界や他界とつながっていました。日本と世界の石の祭の事例を見て行きます。そして、出雲地方の石神を巨石マップと共に、巡って行きます。まとめとして、日本と世界の石の聖地が持つ違いや共通性、地域性をみながら、聖地の今日的な状況を学んでゆきます。

9:30-10:50 世界石巡礼~地球の記憶を訪ねる

11:00-12:20 石の祭り~古層よりつづく人々の祈り

13:20-14:40 出雲の國・巨石マップ~出雲に呼ばれて

14:50-16:10 石の聖地の比較~甦る巨石信仰

〔担当講師: 須田 郡司 〕