2011/11/18

石のカレンダーを東日本大震災の被災地へお届けします!


2012年 石のカレンダー表紙    デビルズマーブルズ(オーストラリア)
3.11(東日本大震災)後、東北の被災地を訪ねました。
いくつかの仮設住宅などを巡りながら、 自分は一体何ができるのか
という
思いになりました。私はこれまで日本石巡礼などの活動で東北の
石を巡っ
ています。今回の地震や津波でも残った釣石神社、遠野の
続石などを確認
しました。
石文化の存在は、今後の復興への心の支えになることを強く感じ
てい
ます。そんな時、世界で出会った巨石をカレンダーにして、
被災地の
方々へお届けしたいと思いました。
私は、これまで世界中の多くの巨石と出会い、
石そのものから
大きな力をいただいてきました。
地球は大きな石の塊と想え
ば、石には根源的なエネルギーがあると
思います。
石が持っている存在感
は、人々を素直にさせ、和みや勇気や希望を
与えてくれるように思うのです。

そこで、この石のカレンダーをご縁のある被災地へ届けて、
皆さんが少しでも
元気になっていただければありがたいと願っています。
 2012 VOICE OF STONE CALENDAR 
 B5(縦18.5cm ×横25.7cm) 中綴じ冊子カレンダーで開くと
 B(36.4cm ×25.7cm)28
  一部1,000円(税+送料込)
 ご注文いただける方は、info◎voiceofstone.com(◎を@に変えて)
 からお申し込み下さい。
 
カレンダーの売上は制作費と被災地への発送費用として活用させて
いただきます。宜しくお願い致します。
 201111月18日 
VOICE OF STONE
 プロジェクト代表 須田郡司 拝

2012 VOICE OF STONE CALENDARの中身

1月 テレルジの奇岩(モンゴル) 

2月 エレファントロック(インド)

3月 白砂漠の奇岩(エジプト)

4月 カッパドキア(トルコ)

5月 メテオラ(ギリシャ)

6月 ハネベッドドルメン(オランダ)

7月 聖ゲオルギウス岩窟教会(エチオピア)

8月 ピエドラ・デル・ペニョール(コロンビア)

9月 太陽の島の石組(ボリビア)

10月 風の谷のエルオンゴ(アルゼンチン)

11月 ランドスケープアーチ(アメリカ)

12月 パイマテウス(ブラジル)



2011/11/09

モンベルサロン金沢でカメリアーノさんと再会する

 11月5日(土)、小雨降る金沢は、どこか情緒があった。金沢駅近くのリファーレ1Fの地下に車を停め、モンベル金沢店内のモンベルサロンへ行く。


 今日は、写真展「聖なる石に出会う旅」の初日で、14時から石の語りべを行なった。
スライド・トークの後、来ていただいた方々から石川、福井のたくさんの石情報を教えていただく。
 嬉しかったのは、5年ほど前、岡山から金沢へ移住した画家のミツル・カメリアーノさんが来てくれたこと。カメリアーノさんは色鉛筆画で独特な世界を表現されている方だ。彼は、東日本大震災後の6月初旬、移動お絵描き教室「けっぱれ岩手っ子」の活動として陸前高田の保育園3カ所を回られていたそうだ。その様子は、カメリアーノ色鉛筆画研究所のHPからご覧になれます。
 カメリアーノさんと、初めてお会いしたのは、2002年10月、倉敷の阿智神社の斎館で開催した「イワクラ」写真展のオープニングパーティだった。その時、会場に来ていただいていた舞踊家の那須シズノさんと一緒に描いてもらった。

                  色鉛筆画 ミツル・カメリアーノ
その後、笠岡の薬効手染め「あるでばらん」の中村家の正月に何度かお目にかかっていた。

     色鉛筆画 ミツル・カメリアーノ
当時、描いていただいた色鉛筆画を見ると、確実に歳月は流れていることを実感する。

2011/11/02

「巨石と縄文トランス」の神話

 10月30日夜、小雨にもかかわらず京都のnatural food restaurant Villageには多くの方々が来てくれた。イースター島の石笛(いわぶえ)の音、ラビラビが石神さまからいただいた「アッテンポロウ」の唄が会場に響き渡り、「巨石と縄文トランス」ライブは始まった。「石の語りべ」では、世界の石の聖地から日本の磐座(いわくら)、石神、巨石たちを見ていただく。

次に、サークル・ストーン・トークは実に面白かった。参加者みんなで輪になり、ひとりひとりが石をテーマに語り始めるのだ。そこには、人の数だけ「石の物語」があった。やがて、ラビラビのライブが始まる。

 躍動的なパーカッションに、シャーマニックな唄声は、やがて縄文トランスへと導いてゆく。まるで卑弥呼が現代に蘇り、トランス神事を見ているような感覚になる。こころもからだも解放され、人々は踊る。

 最後は、石神さまの映像を背景に「アッテンポロウ」の唄をみんなで輪唱した。この村から「巨石と縄文トランス」という神話が生まれた。